当院の内科診療のコンセプト
①かかりつけ医②専門的な内視鏡検査・治療
③西洋医学と東洋医学を統合した診療
の3つをコンセプトにしています。
①かかりつけ医として
気軽に健康相談ができる、かかりつけ医でありたいとおもっています。かかりつけ医としての役割を果たすためには、常に一定の医療水準を保つこと、患者さんの生活環境や人生観を心得ておく必要があると考えています。同じ町内のお隣さんという目線で診療させていただいています。町の八百屋さんや、魚屋さんをイメージして下さればピッタリかと思います。患者さんのお好みを把握したうえで、適切な医療を提供するアドバイスができればと考えています。
②専門的な内視鏡検査・治療
人にとって健康は最大の財産です。その健康を維持していこうとなれば、定期的な心身のチェックは欠かせないと思います。早期の胃がん、大腸がんは、ほとんど自覚症状がありません。百聞は一見にしかず。体の中を見れば色々なことがわかります。内視鏡検査は、がんの早期発見に有用です。ぜひ、多くのかたに受けていただきたいと思っています。かつては、内視鏡検査はつらい、苦しいと思われていましたが、現在は多くのクリニックで苦しくない検査が受けられるようになりました。当院でも「苦しくありませんでした」と思っていただけるように、患者さんの年齢、検査経験の有無、緊張の度合いを考慮しながら、鎮静剤の量、種類を適切に選択しています。
また、当院では内視鏡検査専用のベッドを導入しています。検査終了後はべッドに寝たまま回復室まで移動できるうえ、ベッドのクッションが肉厚になっていて検査中だけでなく検査後の体を柔らかく受け止めてくれる機能がそなわっています。検査中のことだけでなく、検査後のことも考えています。
③西洋医学と東洋医学を統合した診療
なにか心身の不調を感じたときは、西洋医学的な診断・治療をまず優先していただくべきと考えています。その情報を踏まえたうえで、西洋医学単独で治療すべきか、東洋医学単独で治療すべきか、両者を統合して治療すべきか考えています。ひとつの医学理論にだけしばられるのではなく、患者さんのお悩みを解決するにはどういう治療を選択すればいいのかを、頭を柔らかくして考えています。と同時に、薬だけでなく食事、姿勢、生活環境のことなども一緒に考えていきたいと思っています。